聲の形 舞台訪問
「聲の形」というマンガに感動し、勢い余って舞台となった岐阜県大垣市に行ってきました。いわゆる聖地巡礼。物語の舞台をわざわざ訪れるというのは今回がはじめてです。写真をいっぱい撮って来たので、1巻から順を追って紹介します。写真の名称は単行本巻数-ページ数-コマ番号の規則になっています。2015年秋の2度目の舞台訪問で撮影した20枚を加え、写真は全部で126枚あります。(一部大垣市以外で撮影した写真も含みます)
2016年7月8日追記
「聲の形」が映画化されるそうです。予告編が公開されました。
原作同様映画でも大垣の街が舞台となっており、予告編の中にも随所に大垣の風景が見られます。予告編に登場するシーンと、その舞台と思われる場所を比較してみました。
将也と硝子が植野と再会するシーン
原作では花屋の前で再会しますが、映画では別の場所で再会するようです。背景から推測すると植野が将也の自転車を降りて渡った「したたた横断歩道」の辺りではないかと思われます。ちなみに「SKB Street」の元ネタは「OKB Street」です。SKBは水門共立銀行でしょうか。
硝子が将也に告白するシーン
原作では新大橋の上で「うきぃ」ではないのですが、映画ではどうやら新大橋の上で告白するようです。背景をシンプルにして二人を目立たせるためか、建物と橋の位置関係が変更になっています。
「月?」のシーン
告白が新大橋の上に変更となったため「月?」も場所が変更になっています。ちなみにこの場所は、原作で将也ではなく「ポニーテール!!」の硝子が立っていた場所でもあります。
美登鯉橋の上から鯉にパンをやるシーン
きれいな映像ですね。今から公開が楽しみです!
2016年9月11日追記
映画「聲の形」ロングPVが公開されました。
映画の中で、美登鯉橋の南の今は取り壊されてしまった建物がどのように描かれるのか少し気になっていたのですが、原作通り描かれているようです。安心しました。
美登鯉橋の上から鯉にパンをやるシーン
錆びた波トタンの壁と黄色の案内看板が見えます。
こちらはロングPVではなくてTVCMの映像。同じ場所です。原作では美登鯉橋の西側から川に飛び込むのですが、この映像を見ると映画では硝子は美登鯉橋の東側から川に飛び込むようです。
川に落ちたノートを拾った後、将也と別れるシーン
構図からすると美登鯉橋の下辺りだと思われます。奥に船着場が見えます。美登鯉橋の東側から川に飛び込んで南の河岸に上がるとこの構図になります。
火曜日の夜、将也を探して美登鯉橋に向かうシーン
映画「聲の形」は2016年9月17日より公開です。
追記終わり。
1巻-007ページ-01コマ
硝子が通っていた、手話教室が開催される福祉会館です。
1巻-021ページ-07コマ
水門小学校のモデルとなった小学校です。
1巻-022ページ-01コマ
将也達が第42回度胸試しを行った場所。美登鯉橋といいます。水面からの高さは5mくらい?
1巻-024ページ-01コマ
美登鯉橋の上から北の方角(大垣駅方向)に見える風景です。まさにこのマンガの中心とも言える場所。
1巻-131ページ-01コマ
石田母が西宮母に謝っていた場所。橋の南端から東方向を見た風景です。
1巻-131ページ-04コマ
同じく橋の南端から西方向を見た風景です。
1巻-134ページ-05コマ
硝子が鳩にエサをやっていた場所、滝のトンネル。滝の裏側が見えます。
1巻-135ページ-01コマ
虹の橋に設置されているハーピアンという楽器。なぜかファの音がない。
1巻-135ページ-03コマ
虹の橋の北端から福祉会館方面の風景。作中では虹の橋の北東にハーピアンが設置されていることになっていますが、実際は南東に設置されています。
1巻-185ページ-03コマ
「60とかになると思ってたけど...」のコマ。欄干の支柱は作中のようなピッチにはなりません。
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2巻-カバー絵
美登鯉橋の上から撮影したパノラマ写真です。この辺り一帯を「四季の広場」と呼ぶそうです。2巻の表紙が北方面、裏表紙が東方面となります。
◆対岸からの風景
対岸から四季の広場を見渡した写真です。左の橋が虹の橋、右の橋が美登鯉橋になります。この位置関係が頭に入ると登場人物の動きが見えてきます。
2巻-031ページ-02コマ
西宮母が筆談ノートを投げ捨てた美登鯉橋の西方向の風景。美登鯉橋の西側は、作中にあまり登場しません。
2巻-032ページ-01コマ
硝子が西宮母に投げ捨てられてしまった筆談ノートに手を伸ばすシーン。位置関係からすると将也視点ですね。
2巻-033ページ-02コマ
橋の下からの景色。川は水深が浅いので本当に落ちたら怪我なしでは済まないかも。
2巻-039ページ-01コマ
西宮母に「後悔してます...!!」と将也が謝罪した場所。
2巻-042ページ-06コマ
時計台。滝のトンネルの対岸にあります。
2巻-096ページ-07コマ
将也が結絃に蹴られた場所、東外側橋。四季の広場から北へ川沿いに15分程歩いたところにあります。
2巻-112ページ-04コマ
結絃がコウモリの写真を取っていた場所。硝子が鳩にエサをやっていた場所と同じ、滝のトンネルです。
2巻-122ページ-05コマ
結絃が昔を思い出しながら夜に歩いていた道。このコマは作中でアレンジされていて現実の風景とは異なります。横に走る道の手前側の風景を左右に広げて、街灯を標識の場所に、街灯に押し出される形で標識を画面中央の道の右側に配置するとなんとなく劇中の風景になります。
2巻-127ページ-02コマ
橋の西方面の風景。このコマ、よく見ると奥の橋の下で結絃のカメラのレンズが光っています。ネットに投稿された画像はここから撮られたものと思われます。
2巻-134ページ-06コマ
ボロボロの結絃が将也に発見された公園。
2巻-135ページ-03コマ
遊具内通路への入り口と中の様子。一辺が70cmくらいの四角い筒。大人では狭くて入れそうにないです。
2巻-156ページ-01コマ
行方不明になった硝子を将也と結絃が見つけるシーン。虹の橋の橋脚が小さくて見えないかも。
2巻-159ページ-01コマ
将也が電話をかけた電話ボックス。実際は虹の橋と上下の関係となる構図にはなりません。
2巻-159ページ-02コマ
西宮母が警察官と立ち話をした場所。休憩所と塀と将也が隠れていた木を重ねると、作中のような構図にはなりません。残念。
2巻-164ページ-01コマ
将也が西宮親子をやり過ごすカット。
2巻-166ページ-01コマ
将也が隠れていた木。2巻-161ページ-01コマで石田母が車を止めていたのは、緑の看板の横あたりです。
2巻-174ページ-01コマ
銭湯という名の戦場「水門の里」です。
2巻-176ページ-03コマ
結絃が逃げ出した銭湯の前の道路。作中では描かれていませんが、結絃は出口を出てすぐに左に曲がっています。
2巻-177ページ-01コマ
逃走中の結絃視点。川沿いの道を南下しています。右に見える橋を渡ったところが硝子との合流地点となります。
2巻-177ページ-04コマ
硝子と結絃が合流した場所。公園の横です。
2巻-178ページ-03コマ
追いかけてきた将也と永束が渡った橋。正面の特徴的な建物が作中と合致しています。
2巻-182ページ-05コマ
看板の傾き具合まで一致していることが少し笑える。ずっと傾いたままなのか?
2巻-188ページ-06コマ
硝子が借りた靴を返すために将也を追いかける川沿いの道。
2巻-189ページ-02コマ
窓が連なる建物は銭湯の側面のようです。
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3巻-015ページ-01コマ
将也が佐原に会いに行くための切符を買った場所。コマの右上にあるのはブロンズ像の足の部分です。
3巻-024ページ-01コマ
将也が急に立ち止まったところ。硝子は将也の背中に顔をぶつけてしまいます。
3巻-024ページ-04コマ
佐原の後輩4人組が座っていた太陽女子学園の前。ようやく見つけました。作中の背景そのままですね。
3巻-025ページ-03コマ
「帰ろう西宮」と佐原が帰宅してしまったことを硝子に伝えた場所。ここも作中の背景そのままです。
3巻-028ページ-08コマ
西宮宅だと思われる場所。5巻-182ページ07コマにも登場します。円柱が特徴的ですが、作中には描かれている位置に照明がないなど異なる点もあります。
3巻-036ページ-02コマ
佐原と将也が出てきたJR大垣駅の改札。
3巻-047ページ-02コマ
4人で遊んだアーケード街の入り口。モデルは大垣ではなくて岐阜にある柳ヶ瀬商店街の西の、夜のお店系が集まっている場所の入り口です。高校生はあまり近づかない方がいいかも。カラオケ店は見つけられませんでした。JR岐阜駅から北に徒歩15分くらいのところにあります。大垣から岐阜へは電車で15分程度です。
3巻-078ページ-05コマ
植野と将也が出会った場所。看板の文字は、駐車場ではなく実際は駐輪場ですね。
3巻-079ページ-01コマ
同じく植野と将也が出会った場所。左側のビルの屋上が特徴的。
3巻-080ページ-03コマ
植野と将也が出会った場所は、現実には片側4車線の道路のど真ん中になります。
3巻-082ページ-03コマ
確かに道路のど真ん中に立てれば、作中のような構図になりますね。右の特徴的な建物は交番です。佐原達と遊んだ場所も植野と出会った場所もモデルは大垣ではなく岐阜駅周辺です。
3巻-114ページ-05コマ
将也が通う「東地高校」の正門です。将也が川井を待っていた場所。作中では将也がもたれかかれる程度に、壁の厚みが変更されています。
3巻-116ページ-03コマ
将也が植野と再会するシーン。永束は正門を出て右方向へ自転車で逃げて行ったので、植野は画面手前方向(将也の背後)から近づいて来たと考えられます。
3巻-122ページ-02コマ
将也と植野が自転車二人乗りで走った商店街です。天井の照明器具が作中のものと合致しています。
3巻-125ページ-03コマ
植野の「したたた横断歩道」です。アングルを合わせようとすると、アーチ型の特徴的な店舗の位置がズレます。植野は手前左から走ってきた自転車を降りて、横断歩道を渡り奥左へ走って行ったことになります。
3巻-125ページ-06コマ
将也が植野を自転車で追いかけた道。
3巻-126ページ-02コマ
お花屋さんの横。現実は空き店舗になっていました。当時はお花屋さんがあったのでしょうか?
3巻-134ページ-04コマ
お花屋さんで硝子と別れた後、将也が自転車で通った場所。
3巻-135ページ-01コマ
植野が膝を抱えて泣いていた場所。石垣に登るのは結構大変そうです。
3巻-157ページ-05コマ
東地高校の校舎を道路側から見上げたカットです。作中では、特徴的な丸窓が三角の窓に、電柱の位置が右側に変更されています。
3巻-162ページ-01コマ
将也が自転車を止めて、硝子にメールを送信した場所。天満宮の南です。川はここで画像左側に折れ曲がりますので、川に沿って進むと「うきぃ」の場所に行けます。
3巻-165ページ-02コマ
硝子を見つけて自転車を止めた場所を将也の正面からみた図。四角い花壇の横に丸いプランターが置かれています。四季の広場から硝子は大通りを北上し、将也はずっと水門川沿いを走ってくると、ここで合流できます。なるほど、ちゃんと辻褄が合っています。
3巻-165ページ-03コマ
硝子の立ち位置から将也を見た場合の風景。
3巻-166ページ-01コマ
「ポニーテール!!」の背景。
3巻-169ページ-03コマ
石田の横の物体は作中では何かよく判らなかったのですが、電話ボックスでした。
3巻-173ページ-04コマ
「じゃ」で別れるシーン。水門川にかかる新大橋です。
3巻-175ページ-04コマ
休憩所の横を将也が自転車で通りすぎるシーン。
3巻-177ページ-01コマ
硝子に呼び止められるシーン。
3巻-180ページ-03コマ
「うきぃ」と硝子が叫んだ場所。ここは結構人通りが多いので、大声で好きと告白するにはかなり勇気がいります。
3巻-182ページ-01コマ
将也が自転車を止めた場所。硝子の位置からは50mくらい離れています。結構遠い。
◆「うきぃ」と叫んだ場所からの硝子視点
将也は既にかなり遠くに進んでいてほぼ見えなくなっています。
◆同じく「うきぃ」の時の将也視点
将也はおそらくもっと手前に進んでいるはず。見えないですね。
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4巻-021ページ-03コマ
結絃が将也を発見したコマ。将也が立っていたのは養老鉄道 養老線大垣駅の改札前です。Yの形をした柱が特徴的です。
4巻-023ページ-01コマ
植野が待ち合わせ場所に登場した時の背景。
◆その時の植野視点。
右は駅へと登る階段、左はタクシー乗り場、正面奥は養老線大垣駅の改札です。
4巻-024ページ-05コマ
「はい握手~~」の場所。タクシー乗り場前です。
4巻-025ページ-07コマ
JR大垣駅から降りてくる階段。
4巻-026ページ-01コマ
駅前集合のシーンは引きの画がないので判りにくいですが、集合場所の全体像はこんな感じになっています。画面左には「いいパン」を売っている駅前のパン屋さんが見えます。
4巻-027ページ-02コマ
カチっと正確な駅前の時計。文字盤のフォントが作中と違います。
4巻-103ページ-01コマ
第29話冒頭のコマ。作中では、建物の中央を左右に広げて間に手巻寿司和々が挿入されています。手前の看板は「ひつまぶし」ではなくて「ひかり競輪新聞」でした。「ひ」だけ合ってますね。
4巻-124ページ-02コマ
結絃が泣きながらたたずんでいた滝のトンネルを美登鯉橋から将也視点でみた図。桜の枝が邪魔でよく見えません。花が咲くと全く見えなくなると思われます。
4巻-126ページ-05コマ
将也が結絃に声をかけようか思案していた時に腰掛けていた石。
4巻-131ページ-02コマ
将也が結絃を食事に誘ったショッピングセンター。駅の北側なので四季の広場から20分くらい歩きます。ちょっと遠い。
4巻-131ページ-04コマ
将也と結絃が食べたハンバーガー。ガムシロもあります。
4巻-137ページ-02コマ
将也と結絃が座った席はこの辺り?
4巻-139ページ-02コマ
ハンバーガー屋さんに向かって右側の風景。3つの吊り下がったインテリアが作中にもあります。
4巻-139ページ-04コマ
写真が悪いですが、特徴的な天井の形とコーナーの看板で特定。
4巻-142ページ-03コマ
駅とショッピングセンターは連絡通路で繋がっています。この写真はショピングセンターから駅へと向かう方向です。正面の建物はJR大垣駅です。
4巻-184ページ-01コマ
番外編で結絃が石を投げられていた場所。路側帯が踏切の真ん中に繋がっている点が作中と一致しています。実はこの踏切、歩行者専用です。
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5巻-044ページ-03コマ
水門小学校の校舎の特徴的な梁。作中の角度からは、新しい建物で隠れてしまって校舎は見えません。
5巻-062ページ-05コマ
水門小学校正門です。立派な門ですね。作中にあった「飛び出し坊や」もいました。デザインはちょっと違いますね。
5巻-072ページ-02コマ
将也が永束と喧嘩別れするシーン。このコマ、背景が少し判りづらいのですが、画像のように3列の支柱がある藤棚です。
5巻-088ページ-03コマ
「ガッといくかんじ」なロケ現場と思われる場所。ベンチの横には芝生の小高い丘があり、多分ここがモデルだと思うのですがベンチが丘の方向を向いていない点が作中と異なります。
5巻-092ページ-01コマ
東地高校の校舎をグランド側から見たカット。2本の避雷針はそのままですが、丸い窓が三角の窓に変更されています。
5巻-121ページ-02コマ
「着いた」「降りろ」の場所。植野さん男らしいっす!
5巻-127ページ-04コマ
佐原が川井に話を振られてドッキリしている場所。
5巻-129ページ-02コマ
橋上で将也が座り込んでいた場所。
5巻-139ページ-01コマ
駅前の広場から養老線の大垣駅を臨む。JR大垣駅の西隣です。養老方面にデートに行くので乗るのは養老鉄道養老線。
5巻-139ページ-04コマ
硝子が腰掛けていた花壇。
5巻-139ページ-05コマ
5巻-140ページ-05コマ
5巻-159ページ-01コマ
南東側から福祉会館を臨む。
5巻-182ページ-04コマ
花火大会で西宮宅に向かう将也が通った夜道の風景。電柱の位置を右に移動させれば作中とほぼ一致します。
5巻-182ページ-05コマ
同じく、花火大会で西宮宅に向かう将也が通った夜道の風景。作中では、右の建物がもう少し高い設定になっています。
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6巻-カバー絵
美登鯉橋の下から見た風景が6巻のカバー絵になっています。
6巻-017ページ-01コマ
西宮宅と思われる場所の横を流れる川。将也が落ちた川にしては少し小さいです。
6巻-167ページ-01コマ
火曜日の夜に橋に向かう硝子が通った場所。神社の横。ここから美登鯉橋まで川沿いを歩いてみます。
6巻-167ページ-03コマ
前のコマの前方に見える交差点を渡ります。ちょうどいい具合に車が止まっていて作中と同じ構図になりました。
◆硝子が走った道
硝子は川沿いの水門川遊歩道を南に向けて走ります。
途中水門小学校の横を通ります。
6巻-168ページ-01コマ
福祉会館が見えました。美登鯉橋はもうすぐです。
6巻-168ページ-02コマ
1コマ目とほぼ同じ場所を南から見た構図です。
6巻-168ページ-04コマ
ここをまっすぐ行けば橋です。
6巻-169ページ-01コマ
168ページ-02コマ目とは道を挟んで、こんな位置関係になっています。
6巻-170ページ-01コマ
美登鯉橋とその南の建物。この建物は2015年夏に解体されてしまったため、もうこの風景を見ることはできません。残念です。
6巻-170ページ-171ページ
ここは硝子視点の風景描写が多いので、見開きページを作ってみました。
6巻-178ページ-179ページ
見開きをもう一枚。
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7巻-026ページ-05コマ
南側から美登鯉橋を臨む。このポーチから下の鯉にパンをあげます。6巻のカバー絵は橋の下からこの方向を見た図になっています。
7巻-063ページ-01コマ
学園祭の日に硝子が待っていた待ち合わせの場所です。作中では「行こうか」というセリフの後に道を歩くコマがあるため、待ち合わせ場所から東地高校までどのくらいの距離を歩いたのか少し判りにくいのですが、実はこの待ち合わせ場所は学校正門の道路を挟んだ反対側です。硝子からのメール通り、本当に校門の真正面で待ち合わせをしたんですね。
7巻-063ページ-04コマ
待ち合わせ場所から道路を渡ったところ。距離にして6mくらい。63ページ-04コマの左上にあるのはガードレールの支柱とバス停の支柱です。
7巻-064ページ-01コマ
東地高校です。「うん 行こうか」と言ってから将也はほとんど動いていません。「行こうか」は「入ろうか」とほぼ同意で、学校に入ることができない気持ちをここでも表しています。将也は待ち合わせ場所から道を渡り、バス停の横から一旦は正門の正面に立ちますが門の中に入れず、掲示板のある方まで通り過ぎてしまうという動線を取っていることが現地に来てはじめて判りました。画像中央に見える渡り廊下は7巻表紙にも描かれています。
7巻-099ページ-06コマ
映画の公開選考会に向かう時に渡った歩道橋。
7巻-099ページ-07コマ
映画の公開選考会が行われた会場。
7巻-105ページ-01コマ
皆が落ち込んでいた階段横の自動販売機スペース。ここはアレンジなしのそのままですね。106ページ-01コマにある「水門市民の誓い」のプレートの前で撮影したので、このコマは将也視点ということになります。島田が出て行った出入り口はこの画像の右手方向になります。
7巻-154ページ
植野と将也が公園で話すシーン。結絃が夜明かしした公園と同じなのですが、2巻-134ページ-06コマの写真と比較しても判るように、同じ形の屋根付きベンチが遊具を挟んで南北に2つあって結絃発見の時とは反対側の南ベンチが舞台になっています。マンガではこれがちょっと判りにくいです。現地に来てようやく判りました。将也はベンチに座ったままで、植野は話ながら遊具にゆっくりと近づいて行きます。
7巻-154ページ-01コマ
遊具の上部。
7巻-154ページ-07コマ
魚に乗った男の子の噴水。
7巻-155ページ-01コマ
マンガでは何だかよく判らないもの。飛び石代わりの遊具のようです。
7巻-156ページ-05コマ
遊具の上からのカット。将也の座っているベンチとの位置関係はこんな感じ。
7巻-156ページ-06コマ
将也が座っていたベンチ。
7巻-159ページ-01コマ
「植野は今のままでいいと思うよ」と将也に励まされるシーン。
以上です。最後まで読んで頂きありがとうございます。天気はいまひとつでしたが、きれいで静かな街を歩けてとても楽しかったです。機会があればまた来たいと思います。聲の形舞台訪問でした。